こんにちは！
京都市中京区の美容室Rulyru【ルーリールー】瀬戸亮平です。
最近色々な美容メーカー様がこぞって力をいれておられるカラー剤をご存知ですか？
そう、
「ブルー」のカラー剤です。
つまり、青色に発色するカラー剤です。
この青色、別に髪を青く染めるために作られたわけではありません。
もちろん白い髪の毛に塗れば
この通り、
青にはなりますが、
日本人の髪の毛が多く持つ
赤身・黄味を打ち消すために利用されています。
なぜ打ち消せるのか。
それは色にはある特色があるからです。
その名は
補色。
丁度いい図があったので拝借してきました。
色はこのようにつながり合う関係性があります。
そして逆に、
この対角線で向き合う色との関係を補色といいます。
例えば紫の対角線上にあるのは黄色です。
皆さん、紫と黄色を混ぜると何色になるか分かりますか？
想像できないですよね…
これは紫と黄色が真反対の存在だからです。
1番分かりやすい色で例えるなら
白と黒です！！
この2色を混ぜると…
そう、
グレーになります。
では髪の毛に置き換えてみましょう、
2か月にカラーリングしたところが褪色してきて
オレンジっぽくなってきたとします。
こんな感じです。
このオレンジ味が嫌で、、綺麗なアッシュにしたい…
アッシュ、つまりグレーですね。
とってもよくあるオーダーです。
では何色を塗ってグレーな質感を作るのか。
先程の図でみると・・・
そう、
青です！！
青をベースにしたカラー剤でオレンジ感を打ち消しグレーっぽい質感を作るのです。
もちろん、絵の具などと違って
シンプルに髪がオレンジなわけではありません。
髪の毛は色んな色が重なりあって色が見えているので完全なグレーにするには
ブリーチなどを一緒に施すのがいいのですが、
ブルーの力でブリーチをしなくてもオレンジ感を抑えつけてくれます。
流行りの外国人のような透明度の高いアッシュを作る時に重宝します。
こんな感じですね。
からの
こんな感じや
この褪色したオレンジからの
こんな赤味抹殺カラー。
こりゃブルーが人気でるわけです。
Rulyruではカラー剤はウエラさんのカラー剤を使用しております。
しかし最近SNSなどで色んなメーカーさんのブルーを使った素敵なスタイルをお見かけします。
ミルボンさんのアディクシー。
ナプラさんのエヌドット。
次回のブログではウエラさんから浮気してみた結果のご報告です。
Ryohei
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